前回、Z400で8の字GPの絶望からその日のうちにフォークオイルを変えてみる事にしました。フォークオイル変えるだけならフォークオイル分の値段しか掛からないので決断は速かったです。
毎回そうですがフォークオイルの交換方法の記事ではないので申し訳ありません。機会があればそういう記事も書いてみたいなと思ってます。
早速、トップキャップを緩めてフロントフォーク を摘出しました。
(3枚目の写真は油面調整を頑張ってるシーン)
フォークから取り出した物はこんな感じ
走行距離30kmとかなので綺麗です。
ダンパーロッド式は構造が単純で安価ですが、やっぱり性能が劣るというか減衰特性が良くないです。Z250では凄く悩まされました。たまに他のZ250が走行してるシーンを見ることがありますが、外からみてもトランポリンがハッキリ分かります。でもZ400は想像してた4倍ぐらいは良かったです。
で、某用品店でなんか良いやつないか探してたら、
スズキ フォークオイル #20
これを見つけました。動粘度/値段比で1番良かったのがコレでした。これを見つけた時にスマホで動粘度調べたのですが情報が無く、店員に聞いて調べてもらってもわからなかったのですが、だいたい動粘度50[mm^2/s]以上はあるぐらい。番手で言うとカワサキとかの#15より硬いぐらい。Z250でASHの#58使ってたことがあったのでそれに近い物になりました。
油面は純正値そのままで調整しました。
それからZ400の純正フロントフォークなんですが、Z250(13-14)と比べて物凄く整備性が良いです。というよりZ250(13-14)が悪過ぎます。それはフォークのトップキャップなんですけど、Z400はインナーチューブにネジが切られてそれを緩めるだけなんですが、まあこれはよくある奴です。Z250(13-14)はCクリップで留められててこれを外すのにだいぶイライラします。手が3本あれば楽にできる系な作業です。
ちょっと写真では全く言いたい事が伝わらないですが(写真がなかった)
ということでサクッとフォークオイルの交換が終わったので、翌日、試走を行いました。
なんと!少しですが体感できるほど前後サスのバランスが良くなったのかターン進入時のリアスライドが軽減しました。嬉しくなって気が済むまで8の字を描いていたら途中からリアスライドが多くなり始めました。この時は「オイル温度が上がって減衰が死んだ」と判断して撤収しました。
これで減衰がしっかり効いていれば練習会に持っていけるレベルになると決断し、フロントフォーク のカートリッジ化することにしました。予定していた順番より早くなりましたが、早く練習会でシェイクダウンしたかった気持ちの焦りでもあります。のちのち、この判断が失敗ということになるのですが。。。
予定より早くなったのですが、当時描いていたマシンの作り込みの順番は、
まず、転倒対策やポジション系やって
次にエンジン系、ECU、ギア比、吸排気系など
次に足回り系、サス、ブレーキ(ラジポン)
最後に軽量化
でした。
世の中予定通りには進みませんね。
そんなわけで、フロントフォーク の旅支度の段取りを始めました。
(前足摘出)(某所へ発送)
おわり