前回はラジポン、ハイスロ、ハンドル高UPを行いました。
この時点で9月上旬。それからなんどか試走を行いました。自分やマシンの調子を確認するときは8の字GPとか回転GP等のタイムを計測するのですが、8の字GPを初めてやってみました。今回の動画はありませんが、Z250での動画のリンクを貼っておきます。
早速Z400で8の字GPをやってみたのですが、結果はやっと30秒切れるレベル。26秒台を目指しているだけに、とても残念な結果でした。
前回からの問題点のターン進入時のリアスライドが改善されず、
また、これも最初の試走段階でわかってはいたのですが、アクセル開け初めのドン付きが酷くて、向き変えが完全に終わるまでアクセルを開けれず旋回時間が長くなってしまいます。
エンブレは想像していたよりも少なかったです。
Z250の方はサブコン等で燃調の調整も行なって入るのですが、割と速いタイミングでアクセルを開けても、低回転でのパワーがオワコンなため、それが逆にいい味を出していました。最終的にいい味すぎてパワー不足問題に陥りZ400に乗り換えたわけですが。
ということで、ドン付きの方はECU書き換えで対応する予定です。すでに某ショップに話は通しており、あとは送り付けるのみです。
問題は進入でのリアスライド。ラジポンで少しは改善するかと当時は思っていましたが、全然ダメでした。
なんでこんなにマシンの前足側や前下がりばかりを気にして、リアサスを疑わなかったのかの理由は、
当時はメイン機のZ250を仕上げていく中で、最初は純正に近い状態から乗っていました。ある時、フロントフォーク の伸び減衰不足に悩まされてプリロード、油面、オイル粘度等(バネやオリフィス加工はやらなかった)を色々試したのですが、全然ダメでしたが、カートリッジフォークに変えてから劇的にマシンが進化したことに感動してその後遺症で異常にマシンの前側に拘っています。ライディングスタイルも割と前乗りで、あまりリアサス、リア荷重なども何故かネガを感じたことはありませんでした。
なんで今回もフロントフォークの減衰が圧側伸側共に足りないと判断してフォークオイルの粘度を高くしようとその段取りを行いました。
この時期はお金かけてもなかなか問題が解決できずとても苦しかったです。Z400と相性が合わないんじゃないかとキャリア通算で5回ぐらい思っていました。
9月の段階ではまだまだZ250の方が戦闘力も高くて練習会ではメイン機であるZ250で参加していました。Z400は練習会にも出せないほど完成度が低かったです。Z400の方向性はとりあえずZ250と同じ乗りやすさで仕上げていけば純粋に排気量の差でパワーだけ上がるみたいな感じです。
おわり