Z400(19-20)のエンジンオイル交換です。Ninja400でもZ250でもNinja250でもカウルの脱着があったり、オイル量が違います。基本的な流れは同じです。
今回用意した物です。
Kawasaki elf Vent Vert 冴速 10w-40 2リットル
カワサキ純正オイルフィルター
今回はワイヤリングもしますが無視して下さい。
最初に5分ぐらい暖気して5分ぐらいエンジンを冷まします。やけどしない程度に冷ますぐらいです。この工程はやらなくてもオイル交換は出来ますが、オイルに熱を入れた方がオイルを抜いやすくなると思います。
まずは車体右側にあるオイルフィラーキャップが緩む事を確認します。オイルを抜いた後にキャップが固着などで開けることができなかったらめんどくさい事になります。
また、オイルを抜く前にオイル窓をみてオイル量の印をつけたり写真を撮っておくと、最後にオイルを入れる際にどのくらいまで入れればいいのか判断できる材料になります。
車体左側の赤丸部分がオイルドレンボルトです。ここを緩めます。
17mmのソケットで緩めます。緩めるとオイルが出てくるのでこの時点で車両下にオイルパンなどを置きます。最初は勢い良く出るので真下に置きすぎないように注意して下さい。
別日のオイル交換時の写真ですが、こんな感じでオイルが出てきます。
車体右側のオイルキャップを開けます。開けるとオイルが抜けやすくなります。あんまり開けっ放しにすると異物が入るリスクがあるので必要な時だけ開けるようにしましょう。
自分の場合は大体10分ぐらいオイルが抜けるまで放置します。あんまり基準はないですが、オイルの垂れ方が5~10秒に1回とかになるまでとかでいいんじゃないでしょうか(今考えた)。車両を傾けたりしたらもう少し抜けると思いますが妥協します。
ドレンワッシャーは新品にします。必ず新品にしましょう。再利用しても普通に使えるし漏れたりしないですが高い部品ではないので新品の方が安心です。サイズはM12です。
今回はワイヤリングするので左のドレンボルトに交換します。通常はドレンボルトは再利用します。
ドレンワッシャーとドレンボルトを取り付けます。最初は手締めで締めます。閉めている瞬間にもオイルが垂れてきますが無視します。どうしても気になる方は車体を傾けながら締めるか、完全にオイルを抜ききってから締めてください。オイルで汚れた箇所はパーツクリーナ等を用いて拭きます。
手で締めれるところまで閉めたらトルクレンチを用意します。必ずトルクレンチで閉めます。閉めすぎても、緩すぎてもダメなのでトルクレンチしっかり期待トルクで閉めます。
オイルドレンボルト 規定トルク 30N•m
フィルターも交換する方はオイルフィルターを外します。車両正面下側にあります。
↓↓こんな工具を使います。オイルフィルターレンチという物です。
https://www.amazon.co.jp/デイトナ-DAYTONA-オイルフィルターレンチ-12188-36376/dp/B002TUMJNU
↑↑写真は閉めてる時の様子ですがこんな感じで使います。
フィルター外したらオイルが出てくるので、外す前にオイルパンの設置を忘れずに。
外した時の写真は撮り忘れました。外してオイル出るまで少し待って、フィルターのシール部分(エンジンとくっ付く側)にエンジオイルを指で軽く塗り付けて車両に取り付けます。そしてオイルフィルターレンチとトルクレンチをつかって締めます。
オイルフィルター規定トルク 17.5N•m
ドレンボルト側とは違うので気をつけて!
ワイヤリングしてるのでワイヤーが付いています。
次は車両右側のキャップからオイルを注ぎます。今回はフィルターも交換したのでカワサキの規定では2.0リットル投入します。フィルター交換してない場合は1.8リットルです。Ninja250、Z250の場合は規定量が違います。
車体を水平にしてオイル窓を見て、上限値と下限値の間になっている事を確認します。規定量のオイルを入れても、オイルの排出度合いで個人差があるのでしっかり確認します。エンジンを5分ほど掛けてからオイル量確認すると窓から見えるオイル量が変化するのでそこまで確認します。足りなかったら、オイルを足して、多すぎたら、スポイト等を用いて抜きます。多すぎてもダメです。最後にキャップを閉めて完了です。
オイルフィラーキャップにもOリングが付いています。あまり気にしたことはないですが、たまに交換しています。webikeで純正部品購入で良いと思います。汎用でもいいとおもいますがサイズは自分で調べてください。
排出したオイルはオイル処理箱等を用いて、その地域に合わせた適切な処分をします。
おわり