記録用(ついでに共有)

個人的な備忘録です。

Z400 計測会(仮称)参加

前回、スイングアームを交換してからはじめて計測会(非公式の大会形式練習会的なもの)に参加しました。ここでは計測会と呼ぶことにします。2月大会が中止になった補填みたいな奴です。

 

計測会に参加する前にスイングアームのスタンドフックスライダーを取り付けました。以前から付けていたのですが、適当なジュラコンとカラー及びボルトを使っていましたが、今回はスイングアームも新しくなったことと、Y受けのスタンドを使いたかったのでちゃんとしたJ-Tripのスタンドフックスライダーを購入しました。

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そのまま使うとボルトの頭が削れそうなので、頭の低いボルトに変更しました。あとカラーで長さ調整もするのでそれに合わせてボルト長も変更しています。専門ではないのでよくわからないですが、フックボルトのネジの締め込みが浅すぎると強度というか、弱くなりそうな気がするのでネジ込み量がなるべくピッタリになるようにしてます。ネジ込み量はだいたい20mmぐらい。

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こんな感じでテストしてみたのですが右側はギリギリマフラーが地面に当たりませんでしたが、実際の転倒でマフラーは接触します。でもマフラーは自由に動くのでダメージは軽減されます。ステップも可倒式の効果が発揮してます。

 

スタンドフックスライダーにこだわってる理由はスライダー無しだとSSBがあってもスイングアームが地面に接触するからです。アルミスイングアームなので少しビビっているだけです。

溶接している取り付け部から折れそうな感じもしますが、Z250でも同じようなスライダーを付けていたのですがどれだけ転んでもジュラコンが削れるだけで根本から折れたことはありません。サーキット走行で転倒すると折れるかも。でもZ250はアルミではないので単純に比較はできませんが。

 

スライダーもただ付ければいい物ではなくて長すぎるとバンク中にスライダーが地面に当たって転びます。

 

転倒しながら色々データを蓄積して長さを決めていきます。スイングアームの保護がメインなら短くすれば良いのですが、欲張ってマフラー等も保護しようとしてるので短すぎてもダメです。でも短い方が折れにくそうな気もします。

まずはJ-tripのやつに5mmのカラーを追加しました。ボルトはM8-50mmになりました。

 

というわけで計測会に参加しました。タイヤは本番用に履き替えました。前後スパコルで110と150です。

ところが天気は雨。雨は嫌ですが、自分自身がウエットコンディションが得意ということが最近判明しまして、トップタイムが狙えそうでした。

 

でも今回の計測会は運営もテストというか手探りな感じで不慣れなメンバーもあり、雨も降ったり止んだりでピットワークがとても大変でした。

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カバーかけたり外したり、ウォーマーかけたり外したり、砂利でスタンドも不安定、マーシャルもしないといけない感じでした。

他地域などの大会と比べるとスケジュール管理が大変で、ウォーマーかけるタイミングがとても難しいです。しかもこちらの文化は1H終わったらすぐに2Hが始まるのでとても忙しいです。初めてピットクルー雇いたいと思いました。

 

で、計測会スタート。午前と午後で2Hずつで午前と午後はコースが変わるが当初の予定。

 

午後のコース

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雨でこのレイアウトだと勝ったようなもんです。

で結果は圧勝(あとで結果の写真を載せます)。

 

で午後の部はコースが変わるはずでしたが雨も結構ふって運営の判断で午後も同じコースで走ることになりました。

がここで事件発生。

当初の予定では

午前はN→A→Bの出走順で

午後はN→B→Aでしたが、

コースが同じからなのか午後も午前と同じ出走順となりました。

その影響でウォーマで温めることができませんでした。致命的ではありませんが、少し心が乱れたというか、大会や計測などでは結構集中して挑むので何かが乱れるとあまりいいことはありません。ベテランであればこういうところ強そうですが、そうではないので気持ちを作るのが大変だったりします。

なんですが、午後も路面はウエットだったので、結果は約3秒差をつけてトップでした。このまま終わって完全勝利のはずでしたが、晴れてきて泣きの延長戦がはじまりました。ドライでの走行です。ウエットのタイム的にもドライでもトップは十分に狙える感じでしたが、結果はこうなりました。

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午前と午後はZ400がトップですね。余白の部分のタイムが泣きの延長戦です。なんかタイムがおかしいですよね?ウエットで25秒の人がドライで24秒はおかしいですよね?

 

ここからは言い訳です。

まず1Hは回転で白線に乗って転倒しました。んで2Hですが、1Hと同じところの回転で白線に負けて挙動を大きく見出し、レコードラインから大きく外れました。これだけで済めばよかったのですが、そのミスを取り戻そうと頑張りすぎてコースミス(正確には無視していいパイロンを無視せず通過したことによって大回りになった)。これで約2~3秒ロスしています。トップタイムでしたね。若さがでました。

 

ドライでは差が縮まることは想定してましたが、想定タイムは20秒切れないぐらいと思っていましたがだいたいその通りでした。ミスらなければ。

最終的な結果も泣きの延長戦の結果が採用されて3位ということになりました。結果は残念で悔しいですが、自分のミスなのでしょうがないです。

反省点は同じ白線で4回も大きく滑ったのに雨が原因と思って、泣きの延長戦の1Hもドライの白線で転倒したのに2Hも同じラインで走ったのが悪かったと思います。非公式ということもあって集中力を欠いていました。あとはここの場所はあまり走ったことが無いので路面の特徴などの把握が足りていなかったことです。アウェーなのでしょうがない。あとこの日トータルで1位、1位、3位なので実質総合優勝みたいなもんです。結果は残念でしたが、この日、この場所では速さそのものは1番だったと思いますので良しということにします(よくない)。ちなみにいつも大会で優勝するトップ勢ならたぶん18秒ぐらいは余裕で出たと思います。

 

ここまで負けず嫌いが溢れてしまいましたが

このような企画をしてくださってありがとうございました。

カワサキ率が高いのはカワサキ系の団体の企画イベントだからです。

 

Z400のタイムで速い奴と遅い奴がありますが、遅い方は全部転倒しています。

午後の1Hで大滑走するような転倒をしたのですが、その一撃でJ-tripのスタンドフックスライダーが死にました。
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ボルトも曲がっていましたがスイングアームの取り付け部分は無事でした。ねじ込み部を境目に曲がっています。適当な転倒では大丈夫なことは確認していましたが、やはり大きい転倒はダメでしたね。他の候補品もあるので今度はそれでテストしたいと思います。

 

今回、収穫もあって、サスセッテイングとタイヤでテストしたい項目ができたので3月大会までにその辺を煮詰めたいです。

 

おわり