ハイサイドで人間が宙を舞い、人間がかなり飛ばされました。マシンは転がらずには済みました。
が、1回転しそうなところでハンドルが犠牲となり転がりを耐えて被害が抑えられました。
主な被害は
- リアサイドカウル割れ
- ハンドル曲がり
- ステップボルト曲がり
- SSBバンパー歪み
- マフラーステー曲がり
ハイサイド後、しばらく休憩して、被害箇所特定のため現地でカウル類をバラしました。
現地で被害箇所を特定して帰宅後すぐに部品の発注をかけました。カウル類で修復不可な箇所は1ピースのみで3000円無いぐらいの値段でした。
マフラーステーが内に凹んでいたので、手で曲げ戻しました。普段の転倒では曲がらないのですがハイサイドで逆さまになりかけたので地面に接触して曲がっていました。戻さないとサスがストロークした時にスイングアームと干渉します。
帰還後、部品の発注をして緊急工事に入ります。なんか耐久レースっぽくて楽しいです。
まず、曲がったハンドルだと移動が大変なので予備のハンドル(純正)に交換しました。
こんな感じで曲がっていて、右側だけ垂れ角が大きいセパハンみたいな感じです。
次にステップのボルトの確認です。やはり曲がっていました。予備のボルトがあるので交換で直りました。M8-55というあまり店頭に並んでないサイズなので予備の在庫管理はしっかりしていきたいです。
次にSSBの確認なんですが、フレームから曲がってるのか、SSBが曲がってるのかで悩んだんですが、外した時にボルトは緩んでないし、ボルトも曲がってないし、構造的にフレームが負けて曲がる感じではなかったので、たぶんSSBが曲がってます。写真のように取付部が歪んでます。見た目はアレですが、取付には問題なさそうです。意外とSSBってズレても大丈夫だったりしそうです。というのはコケまくるとやっぱり歪んできます。フレームが死ななければ全然オッケーです!
最後に割れたカウルを修復します。注文しないといけない箇所は現地で確認した通り、3,000円の一箇所たけで残りは修復します。修復箇所は取付穴の所です。折れてました。
同じ箇所の逆サイドはこんな感じです↓↓
JBウエルドを使って修復します。
折れた断面はヤスリで削ってやらないと上手くハマらならいなで削り加工もしました。あとは穴位置の微調整です。逆サイドを見ながら角度調整します。溶剤は結構モリモリにします。その方が強度が出ます。見えない部分なので雑でもオーケー!盛りすぎたら削ればオーケー!逆に薄すぎるとすぐ折れるので盛って、盛りすぎたら削るで!
~24時間後~
良い感じに固まったので取り付けてみます。
なんとか付きました。多少の穴位置ズレは許容できますが、大きくズレたら結構だるいです。JBウエルドを剥がすのはかなり大変です。
一応、注文した交換予定のカウルも修復できる範囲でやりました。
大きな割れは直せませんが、裏側の取付穴と爪を直せば機能的には復旧できます。
同じようにJBウエルドで
治りました。
5日後に部品が届きました。
上が新品。
3,000円カウルオッケー!
取付後の写真が無いですがオッケーです。
なんなら新品カウルの方が穴位置ズレててキレそうでした。ギリギリ許容範囲でした。
ハンドルオッケー!4,000円!
以上で復旧しました。
総被害額7000円。
いつかはこうなるのは想定していたのでまあいヨシとしましょう。今回学んだのはハイサイドで転ぶとハンドルが死ぬので予備のハンドルをトランポに積もうか検討中です。
まだ試走をしていないのでその辺は心配です。
おわり