前回、ABSキャンセル後にこんな物を取り付けました。
posh製のステップアッププレートです。当時のシリーズ参戦マシンであるZ250にも採用していたので取り付けてみました。
Z400(Ninja400)は左右非対称で結構違いがあります。ポジションは30mmUP、45mmBUCKです。個人的にはもう少しUPが欲しい所です。が安いので。
そして、遂に試走!
タイヤは純正のGPRのまま
リアサスはなんとなくプリロード最弱(ライディングスタイルが前下がり気味なのでそれを補正する意味で)
初めての乗ってみたのですが
それはそれは悲報級の悲報でした。
最悪でした。乗り換え失敗したと思いました。
いつもの感覚で走り出すとターンの進入でリアがどこまでも流れてしまいます。そして立ち上がりではアクセルの開け側のドン付き祭り。
少し冷静になって、タイヤの空気圧を抜くのを忘れてました。空気圧をいつもの前後冷間1.8ぐらいにしても症状変わらず。
もう一度冷静になって、タイヤ純正だし、ということでこの日は撤収し、そのままタイヤ交換。あまり状態は良くないけど中古のα13SPZレンジがあったので履き替え。練習会でも使わないレベルのリアタイヤだったけど、多少攻めても試走ぐらいは全然問題ないレベルであった。
後日、再度試走。やっぱりダメ。症状変わらず。多少タイヤの性能が上がった感じはしたがダメ。この時点では完全に詰んだ。人に見せれないレベル。とりあえず大きな不安を抱えながら撤去。
とりあえず気を取り直して各部チェック。
ABS関係、ブレーキ関係等思いつく所を見る。
そして見つけた。冷却水漏れ。車体右側のウォーターポンプ付近から滲んでいます。初期的な物かなということで、すこーしだけ気持ち増し締めで経過観察。それ以降は馴染みなしだったので一安心。ちなみにこの滲みは他の車両でも同じ症状が出ていたのでやっぱりなという感じでした。
そしてまたしても欠陥発見。
ラジエーターが凹んでいます。原因はブレーキホースが当たっているためです。確かにブレーキホースは社外に変えてるのですが、この症状は純正ホースでも多数確認しています。
とは言っても一般的な使い方をする人はこのような事にはなりにくいです。というのは、このような状況になるには、ほぼフルストローク中にハンドルロックに当たるぐらいハンドルを切るような乗り方をしないといけないからです。つまり事務屋さんだけが陥る欠陥なのでリコールはありません。
これの怖いところはラジエーターが凹むのはもちろん、ブレーキホースがゴリゴリ削れます。ちなみにZ250(13-14)も同じ症状を持っています。Ninja系もそれに近い状態にあるかも知れませんので、これらの車両に乗る方は事務屋さん以外の一般の方も含めてブレーキホースを確認するべきだと思います。社外ホースに変える場合はなるべくホースは短く、もしくは取り回しを変えるです。
今回、こちらのZ400はホースの取り回しを変えました。動画があると分かりやすいのですがストロークすると前方にホースが膨らんで曲がるようにしています。これも別記事で写真を載せたいと思います。
とこんな感じで試走を終えました。
散々な結果で、やっぱり中古タイヤが悪いんじゃないかという事にして処理しています。
あとは、フロントブレーキの操作が悪いんじゃないかという事でマスターシリンダーのせいにして誤魔化しています。とにかくリアが流れまくる。強いブレーキを掛けられない。だから速いスピードで走れない。みたいな感じ。
おわり
20200109 追記 やっぱり別記事作るモチベーションが消滅したので別記事は未定です。