前回は試走を行いましたが、ターンの進入でとにかくリアが無限に流れてしまい悲報な結果となりました。
そこで、
1つは中古タイヤが原因ではないか、
さらにフロントブレーキの操作に問題が無いか、
という事で、どうせラジポンにするんだから早く買った方がいい理論でゲイルスピード14φのラジアルマスターシリンダーを用意しました。
この段階で8月下旬でZ400を手に入れてからちょうど1ヶ月が経った頃です。
縦型マスター(ラジアル)か横型マスターの選択は人によると思います。Z400(Ninja400)のようなシングルディスクのブレーキシステムだと14φぐらいが基準になると思います。
後日調べたのですが、ブレンボの対向キャリパーでも14φで問題なさそうな気がします。ゲイルスピード やブレンボのラジポンにはレバーレシオ(レバー位置ではない)を模擬的に変更できるので多少の調整は可能です。ニッシンやフランドーの様なラジポンはレバー位置の調整はできるのですがレバーレシオは無加工では調整できませんのでその辺りが差別化及び採用理由です。但し値段の差も結構あります。
早速、仮組みしました。今回はハンドル高19mmアップ、ブレーキホースの交換、ハイスロ化も同時に行っています。
写真の上側2本がアクティブのNinja400用アクセルワイヤー。下側2本が純正です。
ハンドル高が上がってるのもあって若干短めでしたが取り付けは可能です。
しかし、やっぱりハンドルを左に切った時にワイヤーの張りが気になったので追加でNinja400用の引き側ワイヤーを用意して、マシンには引き側2本を採用する形になりました。アクティブのわちやーは引き側の方が戻り側より若干長いのでこの作戦が使えました。ちなみにアクセルワイヤーの取り回しは1週間ぐらい悩みました。
ハイスロまで取り付けた段階でスイッチボックスとタンクステーが用意できなかったので一旦作業終了。
後日、不足パーツを用意できたので取り付け。
だいぶそれっぽくなってきました。
アクセルワイヤーの遊びの調整ですが、自分の場合はなるべく遊びはゼロにして、左右、真ん中どちらにハンドルを切っても遊びの差が同じになるように調整しています。
本当はパーツの交換は1つずつ行って走りの違いを確認したいのですが、最近は練習場所の確保も大変で練習機会が貴重なため、今回はめんどくさくなって同時交換をしています。場所と時間のある方はパーツ交換は1つずつ行った方が迷宮入りを回避できると思います。
おわり