記録用(ついでに共有)

個人的な備忘録です。

Z400 フロントブレーキディスク交換

いつの日か注文したブレーキディスクが届きました。急な支出が増えて困っています。

 

届いたのは

サンスター製のフローティングディスク

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ちなみにセミフローティングです。

フルフローティングと半年ぐらい迷いました。この件についての文献もネットじゃ情報量が少なく悩んでいました。フルフローティングはフィリーングが良いとか回転抵抗が少ないとかの話は聞いたりしますが、個人的にはそんなに美味しい話ではなく、特にフィーリングが良くなったは食べ物の美味しい美味しくないぐらい信用していません。そんなのただの好き嫌いですから。もっとこう科学的というか工学的な説得力のある情報が欲しいのです。

 

数少ないネット情報で調べてるとサンスター公式や量販店ブログなどがヒットしますが、

フルフローティングは熱関係の話。ここでは深く話さないですが、今の使い方だとメリットが弱いと感じました。

また、フルフローティングは性質上ディスクが動くため、悪路ではキャリパーピストンが押し戻されタッチ感が変わってしまう事があるというデメリットもあるらしいです。悪路がどの程度かは分かりませんが、そのリスクは絶対に回避したい事項です。摩耗の早さはあまりデメリットとして考えません。

 

 

まとめると現在の使い方でフルフローティングにするメリットは弱く、デメリットのリスクが少なからずある。

つまり純正のままでいい。という結論になります。それじゃ面白くないので逃げの中間択セミフローティングを選ぶ事になりました。

セミフローティングにはフローティングピンにウェーブワッシャーでテンションをかけて動きを抑える構造らしいので、そのワッシャーを取ればフルフローティングに変更できたりしないかなという甘い考えもあります。

フルフローティングについてはまた落ち着いたときにでも考えます。

あっ、でも純正のブレーキディスクはすぐガタつきがでる報告が2件あるので、粗悪品を事前に除去したという事にします。予備にもなりますし。

 

以上の理由からセミフローティングにしました。そのため見た目以外での強化はあまりないと思います。

 

交換します!

ホイール外します。

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ディスクが止まってる5本のボルトを外します。
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思ってたより固くない。まだ新しいからかも。

 

もちろんネジロック剤がありました。
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ネジロック剤のせいで緩みはするが少し固いです。取り付ける前にネジロック剤をなるべく取り除きます。完璧には取り除きません。適当に諦めました。ちゃんとやる人はちゃんとやった方がいいと思います。あと、取り付けではネジロック剤使いませんでした。どうせすぐ取り外す予定あるし、緩まないし、厳正な管理下にあるので多分大丈夫です。

 

新旧比較。
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取り付け。
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ホイール装着。
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ということで早速走りました。

が今回は実質ジムカーナでは無く、ほぼサーキットの走行を行いました。全コーナーで膝擦れるぐらいの高速セクションです。膝擦り過ぎて膝のスライダーが削れ過ぎました。もう新しいのも買いました。

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フィリーングはディスク変えた事を覚えてないぐらいわからないです。

 

使用後のブレーキディスクです。
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純正キャリパー及び純正準拠サイズのパッドでの使用です。よく見るとパッドがディスクに当たってない部分があります。

というのもこのブレーキディスクはZX-25R用で一応Ninja400/Z400適合品である製品です。

Ninja400/Z400用の専用設計のブレーキディスクもサンスターから出ていたんですが、今は廃盤となっているとメーカーから回答をもらいました。ネットで探せばどこかで買えそうですが、どちらにするか半年ぐらい悩みました。

 

ZX-25R用を使うと余りが出るというのはサンスターからのアナウンスも出ており知っていました。この件についてもサンスターに問い合わせしました。

 

ZX-25R用を使うデメリットは余りが出ること、若干の重量増です。余りが出ることによる安全性の低下については問題ないとのこと、重量は具体的な数字は分かりませんがそこまで気にする事ではないと思います。

 

やはり気になるのは余りが出る事。

 

ここで閃きました。

 

以前キャリパーについて調べてたことがあります。ブレンボキャリパーです。しかし、こいつを採用するとブレーキパッドも指定の物になり、ブレーキパッドがディスクに対して大きいので約6mmの削り加工が必要でした。これがめんどくさいのでキャリパーは見送っていたのですが、ZX-25R用は逆にディスクが大きいので上手くいけば上手くいくような気がしました。

純正キャリパーは優秀なのでブレンボに変更する予定はありませんでしたが、これはやるしか無いと決心しました。

 

ということで、純正パッドの当たり面がついて変な段差がついても嫌なので(たぶんこんな短期間なら問題ないと思いますが)、純正ディスクに戻しました。

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サンスターディスクの当たり面を計測すると丁度6mmブレンボパッドは約6mmの削り加工が必要なんですがこれを相殺出来そうな神調整。無加工でブレンボが使える。これはブレンボキャリパー以外アリエナイ。

起源主張します。
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早速キャリパーをポチりました。練習会や大会が中止になるのでタイヤ代が減っていたのでポチれました。

 

キャリパー買えると、ピストン径が変わる(純正より大きくなる)のでタッチ感が柔らかくなる(ストローク増)方向に変わると思いますが、どの程度かわかりません。ブレーキホースの取り回しは多分大丈夫だと思います。マスターシリンダーのサイズは気になりますが最悪ピストン径変更で強引に解決できると思います。

 

ブレンボが駄目なら売ります。

 

これらのブレーキディスクの話、Ninja400でもNinja250でも同様です。

おわり